なんとか卒業した中学!
しかし「場面緘黙症」が治っている訳ではない!
「定時制高校」への進学は決まっていたが、正直「不安」だらけだった↓
本当なら「就職」したかったが、当時「中卒」での就職先は「町工場」か「建築。土木」。
「建築。土木」は「不良」・・・と呼ばれる人間の行く職場!
私の様に「体力」のない「登校拒否児」ではまた「虐め」に遭う↓
「町工場」では知り合いに事故で「両手」を失った・・・と言う人がいて↓
「俺の場合大きな事故だったから補償されたけど、小さな事故は沢山あってなにも補償されないぞ!」
・・・結局。まずは定時制高校へ真面目に通うか・・・。
▽入学式 母と出席。古い校舎と薄暗い蛍光灯。
新一年生!約30人!・・・4年生になると10人もいない!
メンバーは映画「アダムスファミリー」の様な面々↓
新学期当初は緊張・・・の日々・・・。
知らない生徒ばかりで「同じ中学」からの生徒同士は仲良く話しをしている。
私は中学の時と同様。誰とも話さず黙々と登校する日々。
しかし・・・違和感を感じたのは「授業が簡単!」
・・・私でも理解が出来る!
そして「数学」の授業で「留年」をした生徒に教師が「5+7は?・・・リンゴが5個あってみかんが7個あったら幾つだ!絵にかいて見ろ!」
なんだ!この学校は! 流石にこのレベルでは「留年」した様だが勉強は簡単!
クラスメイトとは中々仲良くなれなかったが↓初めて声を掛けて来た奴は「お前!暗いなぁ~↓ここだけ電気が消えてるみたいだな!」
「殺す!」
・・・目の前にいたのは「アダムスファミリー!」
ロンパリで何処を見ているのか分からないジョボイ奴だった!
私「よく言われるよ!それが俺の売りだから!」・・・初めて学校で同級生と話せた瞬間!
「場面緘黙症」から一時!解放された!
続く・・・。